理論先行型の弊害とは?
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理論先行型の弊害とは?

2018年09月22日(土)8:13 AM

おはようございます。

今朝は曇り・・・・。めっきり涼しくなり風邪をひいている人も多い様です。

体調管理は気をつけましょう。

僕自身は寒いって感じたらすぐ上着を着る様にしています。

そこでじっとそのままでいると、僕の場合はすぐ風邪をひきます・・・。

この時期は要注意ですね・・・。

 

さて、最近特に感じる事があるんです。。。

クライアント様などにも多いのですが・・・・・

 

めちゃ、理論先行型なんです。笑。

 

特に勉強ができる人ほどそれを感じます。

マーケティング理論、経営理論などをメチャクチャ勉強し、それをもとに語るんです。

勉強する事は良い事なんですが、そこに僕は一種弊害を感じているんです。

 

 

それは・・・・・

 

あくまで理論は後付けであり、一定の法則や枠、プレートが存在します。

理論から入る人は、ある事案をその枠に、プレートに無理に押し込もうとします。

その枠に入った途端、その過去事案解決法に沿って進めようとします。

でも、実際にはその過去事案解決法の通りにうまくいかない・・・・・。

そこでのアドリブが効かないケースが実は多いように感じます。

 

そこで、必要なのは

経験、実体験です。

 

過去の事例、事案にはそれぞれのパターンは存在すると思いますが、

実際に詳細をみると様々な固有の事情があるんです。

その固有の事情というものが、上記の枠、プレートの間に存在するケースなんです。

その挟間には特定の法則がありません。

(もっと言ってしまえば、本当はあるんだけど、それを命名していないだけ・・・)。

その挟間を埋めるのが、本来はコンサルタントであるべき、上司、上層部であるべき。。。

 

でも、一定の法則、枠、プレートのみしか知らず経験もしていないと、

どうもうまくいかない。。。

でも、頭のいい人ほどプライドが高いのか、そこを認めないケースが存在します。

 

シンプルに言うと

英語を話すという目的があるとします。

特に日本人はこれが苦手・・・・なかなか話せない・・・・という人多いと思います。

 

最近の勉強法は違うかも知れませんが、今まではgrammar(文法)を先に覚えます。

僕の時代はそうでした。。。

主語があって、述語があって・・・・・・・みたいな。。

 

一方で、身近な例で日本語があります。

皆さんもそうだと思いますが、幼少期日本語を覚えるのに、grammar(文法)から学びましたか?

うちに5歳児の子供がいます。その子供ももう結構日本語を普通に話せるようになってきていますが、

5歳児に文法など一切教えていませんね〜。

 

本来の目的は英語で会話する、話す、相手とコミュニケーションをとること。

そこにいろんな文法などのロジック、理論、法則は不要なんです。

如何に目的に最短で労力をかけずに達成するか・・・・・。そこがポイント。

 

上記の理論先行型は

目的達成のために、理論ばかりを学んでいて本来必要な経験が不足している。

実際の解決手法を自分自身でオリジナルでトライしていないように思うんです。

本来の解決手法は千差万別であり、全く同じものは存在しません。

そのオリジナル、アドリブ力が理論先行によって損なわれている気がしてならないんです。

過去のデータよりも事実と経験だと僕は強く感じます。

 

そういえば、こんな本を僕は昔読んだのを思い出しました。

「結論を言おう、日本人にMBAはいらない」

 

今、思い返すと僕自身の考えととても近いように思います。

 

もっと事実と向き合い、実践経験をつむことが何より重要だと。

 

この想いを若い方々に届けたい。

 

 

 

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