上司は部下から納得される指導をしているか?!
おはようございます。
今日は天気もよくなり、暑くなる予想です。
水分補給は忘れず、こまめにとりましょうね。
数十年前の話ですが、僕がサラリーマン時代に嫌だなって思っていた事があります。
それは、連日毎朝朝礼後に課長のとなりに座らされ、1時間説教される事。
ちなみに、そこは大手百貨店の外商部です。
当時は社会人になった1年目の1、2ヶ月目。まだ右左も分からず・・・・ただがむしゃらに動いてた。
でもそんなに曲がった事はしていないはず・・・。でも毎日朝説教されて、
納得感がなく、腑に落ちないまま営業へ出てました。
そしてある時に、同じチームの先輩から
「松本、ごめんな・・・・・・」
「え、なぜ謝るのですか?」と聞くと
「あれは、僕たち目上の先輩へ直接言えないから、おまえに言っているだけ。」
「実はあれは俺らに向かって言っているんだ・・」と。
課長の部下に実はもっと人生の先輩方がいる。
でも部下とはいえ、目上の方には直接言えないから、僕がその犠牲になっているという図式。
当時なんとも理解し難いところだったが、これがしばらく毎日継続され、あるお客様に
顔の痙攣について頻繁に起きていることを伝えると・・・・
「それって顔面神経痛だよ!」
「きっとストレスからきてるのね」と。
お客様にまでご迷惑をかけてしまっていたことを深く反省。
でもこの状態を止める事は、こちらからはできない。。。。
唯一の解決は・・・・・・と悩みに悩んだ末に出た回答
それは・・・・・・・
「予算達成すること!」
「これしかない!」
って当時決断しました。
入社後に配属された外商部ではその年に限って、もう4月から予算が400万円ついてました。
通例は3ヶ月程度の見習い期間があったようですが、僕の場合はそれもなく即現場でした。
もう必死でした。だって朝からこんこんと1時間も説教なんてゴメンだから。。。
その甲斐あって予算達成し、しばらくは説教タイムもなくなり、恐らく顔面神経痛も
自然とおさまっていったと思います。
今思えば、そこで鍛えられたのは事実ありますが、お客様にまで迷惑をかけるのはどうかと。
そして、会社内部の不都合な面、そして上司、マネージャーの身勝手な指導スタイル。
1時間の説教はそもそもあり得ませんが(笑)、そこで腑に落ちていたら、納得していたら
もっと違っていたと思います。
やはり、上司部下の関係性とはいえ、しっかりとゴールまで導いていくやり方を
上司は指導すべきと思います。
こんな現状は今の時代は無いかもしれません。
いや、あってはいけない。
僕の社会人1年目の当時を振返り、現場で本気で頑張っている営業マンにエールを贈りたい。
そして管理職の方には、各位のやる気を上げてしっかりと納得感のある指導を
お願いしたい。そして、自信をつけさせてより成長スピードをあげて頂きたい。
って切に願います。
この社会で完璧に整合性をとるのはまず困難だと思いますが、
一定の納得感があれば、人は動けるものだと。成長するものだと。。
最後は、本人の意思決定次第ですから。今日も頑張れ〜!!
絶対断られない営業コンサルタントランキング1位
ベストインプレ・コンサルティング株式会社
代表取締役社長 松本 喜久